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内科全般

内科全般の診療

高血圧、脂質異常症、痛風、糖尿病、気管支喘息、消化器疾患、甲状腺疾患、その他 一般の内科疾患を中心に診療をしています。
レントゲン、超音波検査等の専門技師による迅速検査により正確な診断をいたします。

健康診断で血圧が高い、コレステロール(LDLコレステロール・non-HDLコレステロール・中性脂肪)が高い、血糖値やHbA1cが高い、尿酸値が高いなどを指摘されてはいませんか?

血圧が高い
高血圧

「血圧の薬を始めたら一生止めることができないのでは?」と質問をされることがあります。
これは必ずしも本当ではありません。血圧の薬(降圧剤)の内服を始めて血圧が低下してきたら、生活習慣改善して更に血圧を下げるようにしてください。(減塩、体重コントロール、規則正しい生活、ストレス解消など)
これらにより、血圧が下がっていくようであれば高血圧の薬(降圧剤)を減量・中止することもできます。

2019年の高血圧ガイドラインでは、130/80mmHg以下に血圧をコントロールすることが努力目標になっています。
血圧が高い(高血圧)場合は、まず塩分を制限(6~7.5g)することが第一ですが、それでもコントロールが上手くいかない場合は内服の薬(降圧剤)を使用することをお勧めします。

血圧の薬(降圧剤)は大きく分けると4種類(カルシウム拮抗剤、ARB/ACE阻害薬、β遮断薬、降圧利尿薬)ありますが、新しい薬で効果の高い物も出てきています。
医師と相談の上、最適な薬を選んで高血圧のコントロールをしてください。
生活習慣病の中でも高血圧は横綱級です。血圧が高いまま放置して、脳梗塞などを発症する方もおられます。脳梗塞は一瞬で発症してしまいます。
朝起床したら呂律が回らなかった、などは絶対に避けたいところです。
血圧の薬(降圧剤)を内服さえしていれば発症のリスクは各段に下がります。
自分は高血圧の家系だから血圧の薬(降圧剤)を内服しないでも大丈夫、と言われる方もおられます。
血管は高血圧の家系の方は他の方より強いということはありません。脳梗塞のリスクは低くするために血圧のコントロールは重要です。

コレステロールが高い(LDLコレステロールが高い、non-HDLコレステロールが高い)
コレステロールが高い

血液の中の脂質には大きく分けると、コレステロールと中性脂肪があります。これら脂質が多くなると、体の血管が弱くなり血管が詰まる病気(脳梗塞、狭心症、心筋梗塞)につながります。
高脂血症・高コレステロール血症・脂質異常症とも呼ばれます。
一般的には総コレステロール:220mg/dl以下、LDLコレステロール:140mg/dl以下、non-HDLコレステロール:150mg/dl以下、中性脂肪:150mg/dl以下が正常値です。
コレステロールや中性脂肪は血管の壁の中に入り込みプラークをつくったり、血管の壁が厚くなるなどして動脈硬化を起こして血管が弱くなります。頸動脈エコーで検査をすると、プラークの数や大きさ、血管の壁の厚さがわかり動脈硬化の程度が分かります。
基本的には野菜を多く摂り、卵を摂り過ぎない、植物性の油を使う等食生活の見直しが重要です。
それでも改善しない場合は内服治療をお勧めします。
一度できたプラークはなかなか元に戻らないですが、LDLコレステロールを70mg/dl迄下げ、3年くらいすると退縮してくると言われています。
高脂血症(脂質異常症、高コレステロール血症)は高血圧と同じく、脳梗塞、心筋梗塞のリスク因子です。高血圧が横綱だとすると高脂血症は大関級です。
ビルのパイピングが長い時間をかけて傷んで水垢が溜まるのと同じように、コレステロールの高い血液が長年血管の中を流れていると、血管にプラークが溜まって最後には詰まってしまいます。
ビルの躯体がいくらしっかりしていても、パイピングに不具合があるとビルは使い物にならなくなります。
人間の身体も同じです。早めに血管のメンテナンスをして身体を長く使えるようにしましょう。

尿酸値が高い
尿酸値が高い

痛風という病気をご存じと思います。
足の親指の付け根が赤く腫れて痛くなる病気です。(足首、膝も痛くなることがあります)
尿酸が高くなって関節の中に尿酸結晶が溜まって痛くなる病気です。
尿酸というのは「プリン体」からできた老廃物で、最終的に尿から排泄されます。
尿酸が増えすぎると、尿酸が塊となって関節などに付着して、溜まります。
尿酸の塊が剥がれ落ちると、免疫細胞がこれを異物とみなして攻撃します。
このときに痛風の激しい痛みや腫れが起こるのです。
プリン体が良くないことは有名です。肉や魚の内臓、魚卵、レバー、またカツオ、マイワシ、エビ、煮干し、に多くプリン体が含まれています。

しかし
尿酸のうち、食物のプリン体に由来するものは20%ほどです。実はあまり多くないのです。
では、尿酸は何故高くなるのでしょうか?
アルコール、肥満、激しい運動、ストレス、薬、などが原因のことが多いです。
アルコール自体に、尿酸を増やしてしまう働きがあります。
飲酒量に比例して尿酸値は高くなります。
ビール以外も尿酸は高くるので要注意です。
肥満で内臓脂肪が増えると、肝臓で尿酸が多量に作られます。
腎臓から尿酸が排泄されにくくなり、尿酸値が上がってきます。
短距離走、筋肉トレーニングなど、いわゆる「無酸素運動」は良くないです。
ウォーキングや軽いジョギングなど、「有酸素運動」はお薦めです。
ストレスが多いと尿酸が上がり、腎臓のはたらきにも影響して尿酸がうまく排泄されなくなります。
高血圧の治療薬として使われる利尿薬は、尿酸が尿から排泄されるのを妨げます。
またアスピリン系の薬は、尿酸値を上昇させます。

尿酸が増え過ぎると、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、腎臓病など命にかかわる病気になる場合があります。尿酸が血管の壁の中に入り込むと、免疫細胞が異物とみなして攻撃して血管の炎症の原因となるからです。
血清尿酸値が7.0mg/dLを超えていくと、5年以内に腎臓のはたらきが悪くなることが多いです。
場合によっては人工透析になってしまうこともあります。
痛風発作を起こした方、尿酸が9.0以上の方は内服治療を早めに開始し、尿酸は6.0mg/dl以下の維持することが肝要です。
薬や適度な運動を続けることで、尿酸値が低い状態を数年間維持できれば、内服薬の減量、中止も可能です。
甘いものやアルコールを取り過ぎないようにし、暴飲暴食は避け、軽い運動、肥満の解消に努めましょう。

血糖値が高い(HbA1cが高い)
血糖値が高い

通常、空腹時血糖は109mg/dl以下、HbA1cは6.2%以下です。
この基準よりも高い場合は糖尿病の可能性があります。
糖尿病も血管を弱くする病気です。狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等を引き起こします。
また、有名な3大合併症は、網膜症(眼)、腎症、神経症、です。
まずは生活習慣を見直してください。
血糖が高いと指摘されたら、夜遅くの食事、間食、夜の果物、清涼飲料水、缶コーヒー等に注意してください。
糖尿病の詳細はこちらへ。

必要に応じて適切な医療機関(順天堂大学、がん研有明病院、杏雲病院、聖路加国際病院、東京医科歯科大学病院、慶応病院、慈恵医大病院、都立駒込病院、三楽病院、など)へご紹介致します。

内科全般の担当医師

上田 晃(院長)
上田 晃(院長)
第2内科
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月~水・金曜日午前・午後、木・土曜日午前担当
※土曜日は第1,3週のみとなります。
志村 右子
志村 右子
第2内科
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※土曜日は第4週のみとなります。
大橋 聡
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濃沼 淑芳
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